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【発達のプロが解説】子どもの才能を伸ばす親の関わり方|個性を大切にする子育て

「うちの子には才能があるのかな?」「どうしたら子どもの個性を伸ばせるんだろう?」そんな悩みを抱えていませんか?

実は、子どもの才能は特別な能力ではなく、日常の何気ない行動の中に隠れています。

 

「まだ何もできないから教えてあげないといけない」

「親が正しい方向へ導いてあげないといけない」

そんな風に思っている方も多いかもしれません。

でも、実は子どもは、

生まれた瞬間から100%の可能性を持って生まれてきています。

今日は、
その子がもともと持っている力をどうやって伸ばしていくのか、
親としてどんな関わりをしたらいいのかをお伝えします。


子どもは生まれた瞬間から100%の才能を持っている

まず最初に大切な考え方があります。

それは、

「子どもは何もできない存在ではない」

ということです。

もちろん、生まれたばかりの赤ちゃんが急に走ったり、言葉を話したりすることはできません。

でも、「何も持っていない」わけではありません。

その子だけが持っている、感じ方、考え方、興味を持つもの、人との関わり方、そういった個性や才能を持って生まれてきています。


そして実は、

子どもは生まれた瞬間は、その子らしさ100%で生きています。

でも成長する中で、周りと比べられたり、

「こうした方がいいよ」

「普通はこうするよ」

という社会的な影響を受けたりすることで、

少しずつ自分らしさを抑えるようになることがあります。

大人になると、

周りに合わせたり、
空気を読んだり、
自分の気持ちを我慢したりすることも増えていきますよね。

でも、小さい子どもはまだ、

「自分はこう感じる!」

「これが好き!」

という自分らしさを強く持っています。

だからこそ、

「自分の子なのに分からない」

「なんでこんな行動するの?」

「私とは性格が違うな」

と感じることがあるのは、実は自然なことなんです。


親と子は違う人間

ここで大切なのは、子どもは親の分身ではないということです。

親が好きなことと、
子どもが好きなことは違います。

親が得意なことと、
子どもが得意なことも違います。

例えば、

親は人前で話すのが得意。

でも子どもは一人でじっくり考えることが好き。

親は計画的。

でも子どもは直感で動くタイプ。

そんな違いがあります。

でも、その違いこそがその子の個性です。

だから、「なんでできないの?」ではなく、

「この子はどんな力を持っているんだろう?」

という視点で見ることが大切になります。


才能と能力の違い

ここで、
「才能」と「能力」の違いについてお話しします。

才能とは、生まれ持ったその子の特徴や力です。

一方で能力とは、その才能を使って何かを成し遂げる力です。

例えば魚で例えてみます。

生まれた時から、

鮭の特徴を持っている子もいれば、

マグロの特徴を持っている子もいます。

泳ぎ方も違います。

得意な場所も違います。

でも、親が

「マグロの方が速く泳げるから、あなたもマグロになりなさい」

と言っても、その子はその子なんです。

大切なのは、

違う魚に変えることではなく、

その魚が一番輝ける環境を作ってあげること。

速く泳げるようにするのか。

大きく成長できるようにするのか。

その子らしい力を最大限伸ばすことなんです。


できないところを見る子育てをやめてみる

子育てをしていると、

どうしてもできないところに目が向きます。

「まだオムツが外れない」

「まだお友達に入れない」

「落ち着いて座れない」

「なんでできないんだろう」

と思ってしまうこともあります。

でも、

できないことをできるようにすることだけが、
子育てではありません。

それよりも大切なのは、

今この子が持っている力を見つけて伸ばすことです。

例えば、

すぐに行動できる子は、
行動力という才能があります。

慎重な子は、
よく考える力があります。

お話が好きな子は、
人とつながる力があります。

一人遊びが好きな子は、
集中する力があります。

一見「困った」と思う行動の中にも、
必ずその子の才能の種があります。
よく見ると才能だらけというのが少し見えてきましたでしょうか。


子ども同士の関わりが才能を伸ばす理由

Little Bloom Schoolでは、
子ども同士の関わりを大切にしています。

なぜなら、

子どもは大人から教えられるだけではなく、

子ども同士の関わりの中でたくさん成長するからです。

例えば、

お友達が遊んでいる姿を見る。

真似してみる。

自分の気持ちを伝える。

思い通りにならない経験をする。

相手の気持ちに気づく。

こうした経験が、

コミュニケーション力や、
考える力、
挑戦する力を育てます。

親が全部教えるのではなく、

子ども自身が経験しながら学ぶ環境を作ること。

それが才能を伸ばす大切な関わりになります。


今日から意識してほしいこと

最後に、
今日から意識してほしいことを3つお伝えします。

①「この子は何が得意なんだろう?」を見る

できないところ探しではなく、
才能探しをしてみてください。


②他の子と比べない

成長のスピードも、
得意なことも、
興味を持つものも全員違います。

比べる相手は、
昨日のその子です。


③正解を教えるより、経験を増やす

子どもは経験の中で育ちます。

失敗することも大切な経験です。

「こうしなさい」だけではなく、

「どうしたい?」

「やってみる?」

と子どもの力を信じる声かけを増やしてみてください。


まとめ

子どもは、親がゼロから育てて完成させる存在ではありません。

すでにたくさんの可能性を持って生まれてきています。

私たち親がすることは、

その子を別の誰かに変えることではなく、

その子が持って生まれた才能を見つけ、

安心して伸ばせる環境を作ることです。

「この子にはどんな才能があるんだろう?」

そんな視点で関わるだけで、

子どもの見え方は大きく変わっていきます。

次回は、
「子どもの自己肯定感を高める具体的な声かけ」
についてお話ししていきます。