はじめに
公園や児童館で、お友達のおもちゃを取ってしまう。
「貸して」が言えず、黙って見ている。
そんな姿を見ると、
「ちゃんとお友達と遊べるようになるのかな?」
と心配になることありませんか?
私はよくありました💦
でも、実は1〜3歳ごろは、まだまだ「相手の気持ちを考えて、自分の気持ちを言葉で伝える」ことが発達途中です。
だからこそ、まずは「できない」と考えるのではなく、今どんな力が育っている途中なのかを知ることが大切になります!
どうして「貸して」が言えないの?
「貸して」と言うためには、
- お友達が使っていることに気づく
- 自分も使いたいと思う
- 相手に近づく
- 言葉で伝える
- 順番を待つ
など、実はたくさんの力が必要です。
まだ言葉や社会性が発達途中の時期は、
「貸して」と言葉で伝えるより先に、
手を伸ばす・取る・泣くという行動になることがあります。
これは「わがまま」だからではなく、
気持ちを伝える方法を練習している途中なんです。
「貸してって言いなさい!」だけでは難しい理由
大人からすると、
「貸してって言えばいいじゃん」
と思いますよね。
でも子どもにとっては、
「どう言えばいいの?」
「今言っていいの?」
「お友達はどう思ってる?」
など、まだ分からないことがいっぱい。
だから大人が、
「貸してって言ってみようか」
「○○ちゃんも使いたいんだね」
「終わったら貸してってお願いしてみよう」
と、言葉にするお手伝いをしてあげることが大切です。
実は「子ども同士の関わり」そのものが学びになる
子ども同士で遊んでいると、
「取られた!」
「使いたい!」
「順番どうする?」
「一緒に遊びたい!」
という出来事がたくさん起こります。
その一つひとつが、
自分の気持ちを伝える力
相手の気持ちに気づく力
待つ力
考えて行動する力
を育てる経験になります。
大人がすべて解決してあげるのではなく、
安全を見守りながら、子ども自身が経験することも大切です。
おわりに
「お友達とうまく遊べない」
「すぐおもちゃを取ってしまう」
「貸してが言えない」
そんな姿を見たとき、
「どうしてできないの?」ではなく、
「今、どんな力を育てているんだろう?」
と見てみる。
それだけでも、子どもの行動の見え方が少し変わるかもしれません✨
子どもの行動には、必ず理由があります。
0〜5歳おやこ研究室では、
子どもの「なんで?」を発達の視点から一緒に考えていく場所になります!
何か一つでも学びになったら
実践してみてください♪
次回の投稿もお楽しみに!