「うちの子、友達と遊べない…」
公園へ行っても、一人で遊んでいる。
保育園では先生の後ろに隠れてしまう。
お友達に話しかけられても、何も言えず固まってしまう。
一緒に遊ぼうとしても、すぐに離れてしまう。
そんな姿を見ると、
「このままで大丈夫かな…」
「コミュニケーション能力が低いのかな?」
「私の育て方が悪かったのかな?」
と不安になることありませんか?
これは私の受講生さんがお話ししてくださった悩みの一例です。
その時にお伝えしたことは
「友達と遊べない=問題」ではないということ。
むしろ、その時期だからこそ必要な成長のステップがあるということです。
この記事では、友達と遊べない理由を発達学・心理学・脳科学の視点から解説し、今日から家庭でできる関わり方もご紹介していきますね☺️
結論を先にお話しすると・・・
友達と遊べないのは「成長途中」のサインです!
1〜5歳の子どもは、大人が思っている以上にたくさんのことを同時に学んでいます。
・相手を見る
・相手の気持ちを考える
・言葉で伝える
・順番を待つ
・ルールを理解する
・我慢する
これらはすべて、少しずつ育っていく力です。
つまり、
友達と遊べないのは「できない子」ではなく、「今まさに育っている途中」の姿なのです✊
なぜ友達と遊べないのか?
乳幼児期は、まず「自分」を育てる時期です。
特に1〜2歳頃は、
・一人遊び
・大人との関わり
・好きな遊びへの没頭
がとても重要になります。
2歳頃になると、お友達の存在が気になり始めます。
しかし、
一緒に遊んでいるように見えても、それぞれ別々の遊びを楽しんでいることが多いのです。
これを「並行遊び」といいます。
つまり、
まだ友達と協力して遊べなくても自然な発達なのです!
子どもは安心できる環境でこそ、新しいことへ挑戦できます。
これは愛着理論でも知られています。
例えば、
初めての場所。
初めて会う友達。
初めての遊び。
大人でも緊張しますよね。
子どもはさらに不安を感じています。
そのため、
・ママから離れない
・先生の近くにいる
・一人遊びを選ぶ
という姿は、
「安心を確かめている行動」でもあります。
無理に友達の輪へ入れる必要はありません。
子どもは安心できると、自分から友達の輪に入っていくからです。
友達と遊ぶには、
前頭前野という脳の働きが欠かせません。
この部分は
・感情をコントロールする
・順番を待つ
・相手の気持ちを考える
・衝動を抑える
役割があります。
しかし前頭前野は幼児期ではまだ発達途中。
だから
・おもちゃを取ってしまう
・貸せない
・すぐ泣く
・一人で遊びたがる
という姿も自然なことなのです。
これは経験を積み重ねながら少しずつ育っていくので焦らなくて大丈夫です!
家庭で今日からできる関わり方の紹介です。
①「一人遊び」を否定しない
集中して遊ぶことも大切な成長です。
一人遊びの中で
・考える力
・想像力
・集中力
が育っています。
「友達と遊ばなきゃ」
と急がなくても大丈夫です。
②親が見本になる
子どもは言葉より行動を見ています。
例えば、
「ありがとう。」
「どうぞ。」
「貸してくれて嬉しいね。」
そんなやり取りを見るだけでも学習しています。
③気持ちを言葉にしてあげる
「遊びたいけど少し恥ずかしいね。」
「お友達のおもちゃ気になるね。」
言葉にしてもらうことで、
子どもは自分の気持ちを理解しやすくなります。
これが将来のコミュニケーション能力につながります。
④少人数から経験する
いきなり大人数はハードルが高い子もいます。
まずは
・兄弟
・いとこ
・近所のお友達
など少人数から始めると安心です。
⑤成功体験を積み重ねる
「お友達にどうぞできたね!」
「一緒に遊べたね!」
小さな成功を認めてもらうことで、
「またやってみよう」
という自信につながります。
子ども同士の関わりが成長を加速させる理由について
家庭では親子の関わりが土台になります。
でも実は、
コミュニケーション能力は子ども同士だからこそ育つ力もたくさんあります☺️
子ども同士では、
・思い通りにならない経験
・順番を待つ経験
・貸し借り
・協力する経験
・自分の気持ちを伝える経験
・相手の気持ちに気付く経験
など、毎回たくさんの学びがあります。
もちろん、
最初は失敗して当たり前です👍✨
ケンカをしたり、
泣いたり、
言えなかったり。
でも、その経験こそが非認知能力を育てます。
大人が答えを教えるだけでは得られない学びが、子ども同士の関わりにはたくさんあるのです♪
「友達と遊べない」は成長の途中
今は一人で遊ぶことが多くても、
安心できる経験を積み重ね、
少しずつ友達との関わりを経験することで、
子どもは自然と
「一緒に遊ぶって楽しい。」
と感じられるようになります。
焦る必要はありません。
他の子や兄弟と比べる必要もありません。
その子らしい成長のペースが必ずあります。
「友達と遊べない」という姿も、
実は社会性やコミュニケーション能力を育てる大切な準備期間なのです😊
Little Bloom Schoolが大切にしていること
Little Bloom Schoolでは、「できるようにさせる」ことを目的にはしていません。
大切にしているのは、子どもが安心できる環境の中で、同年代の子どもたちと関わりながら、小さな挑戦や成功体験を積み重ねることです。
順番を待つこと、気持ちを伝えること、相手の気持ちに気づくこと。
こうした経験を繰り返すことで、自信やコミュニケーション能力、そして将来につながる非認知能力は少しずつ育っていきます。
子どもの「今できること」ではなく、「これから伸びていく力」を信じて見守ること。それがLittle Bloom Schoolの願いです。